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脱走兵小次郎

いきなりですが、我が家はこのようにケージを置いています。




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1階がかりんさんで2階が小次郎君です。




冬の間は寒いので下のように毛布をカーテンのようにしています。



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先日のことなんですけど、朝起きたら小次郎君のケージが開いていて中に小次郎君がいませんでした。




探してみたら、ちゃっかりかりんさんのケージの横にいるじゃないですか!




私がケージの扉をちゃんと閉めなかったから夜中の間に飛び降りたか落ちたかしたんだと大反省しました。




それからはきちんと扉を確認して閉めていたんです。




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小次郎君のケージはむさし君からのお下がりなのでイージーホームの初期のものです。




だから扉の鍵?も、今とは違いますよね。




なのに先日またケージにいたはずの小次郎君がリビングにいるじゃないですか!




それも扉が開いているし。。。




もう頭の中は「????」でいっぱいです。。。






それはさておき、最近小次郎君は出せ出せと非常にうるさくて、その主張がとても面白いのでいつも動画を撮ろうと思っていたんですが、携帯を見るとすぐに動きが止まってしまっていたんです。




それがやっと動画に撮れました







やった~♪と思っていたら。。。





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扉開けちゃった( ;∀;)




いやーね、これ偶然かとそれでも思っていたのですが、次の日も開けて脱走を図ったのでとうとう鍵をつけることにしました。




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ホームセンターで買ってきました。




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とうとう鍵っ子♪




これ見たことありますよね?(;^ω^)




数回前の記事にも載せましたが、かりんさんのケージにもついています。。。




もちろんかりんさんも脱走するんでね(;^ω^)




ただ、これだけだとケージを齧りまくるので、こちらも付けました。



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さて、どうなることやら。。。
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あけましておめでとうございます。

皆さま、全然更新のないブログを見てくださってありがとうございます(;^ω^)



我が家の小次郎君もかりんさんも元気です。



小次郎

みんな元気だった~?




かりん

あたちも元気だよ~(^^)/

ウェルフェアオブラビット 後半

今日は第二部の樋口先生のセミナーのレポに入ろうと思います。



樋口先生は斎藤ラビットクリニックで修業された方です。





「要介護ウサギにできること ~リハビリテーションと車椅子と再生医療~」



うさぎの介護は老化したうさぎさんだけではなく、若いううさぎさんでもいつ介護が必要になるかは誰にも分りません。



実際むさしの介護が必要になったのは5歳の時でした。



介護は病気によるものもありますが、怪我の後遺症でやらなくてはいけなくなる場合も多々あります。



その辺りは一部の岡村先生のお話にあったので割愛させて頂き、ここでは体が不自由になったうさぎさんの介護について書いていきたいと思います。



まずは変形性脊椎症で足が不自由になったうさぎさんの飼育環境としてキルティングの生地を敷くのも良いと言われていました。



ペットシーツの上にバスタオル、そしてキルティングの生地を敷くとキルティングがおしっこを吸ってくれるし、これだと齧らないので良いとのことです。



私もキルティングもフリースもおしっこを吸ってくれるので、実際にSUSUが販売される前には使っていました。


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これがフリースを使ってた当時。





ですが、その後SUSUが販売され、やっぱり体が汚れてしまうので落ち着いたという経験があります。



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写真は両方ともサークルの写真ですが、ケージ内でも同じように医療用の人口羊毛→フリース→SUSU(もどき)に落ち着きました。



キルティングを使っていた写真は撮ってなかったようです。。。



これについてはうさぎさんの性格や飼い主さんの考えがあるので好きなものを敷けばいいかぁって思います。



敷き材の上には段差がないようにトイレも撤去してあります。



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変形性脊椎症で足がよたってきた頃の桜子さんのケージ内です。




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症状が進み、寝たきりになった桜子さんのケージ内です。



この様に住居環境を整えていきます。




そして寝たきりにさせないようにリハビリの話がありました。



目新しいところではバランスディスク。



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これはわんちゃんが使っていますが、うさぎさんにも同じように乗ってもらいます。



乗るだけで体が鍛えられるバランスバールと同じように考えれば良いそうです。



そしてクッキーストレッチ。



クッキーと書いてあるのは犬でのトレーニングの時にクッキーを使うだけで、うさぎさんにはペレットや他の健康的なおやつを使います。


バランスボールに全身乗っているうさぎさんに上下左右におやつを移動させて首のトレーニングをします。



それと同時にバランスボールに乗っているので体幹が鍛えられるという訳です。



ストレッチの話もありました。



うさぎさんを人間が足を揃えた太ももの上にひっくり返します。



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これはひっくり返しているんじゃなくて体育座りの様に腿を立たせて、その腿にもたれるように立たせて撮った写真です。


でもイメージ的にはこんな感じ。




この状態で手足を動かします。



最後に背骨をグイ~ンを後ろに反らせます。




動画を見ながら教えてくださったんですが、ここ正直言って非常に怖かったです。



心の中で「背骨!背骨!折れちゃうじゃん!!」って叫んでました。。。



最初、樋口先生はこのストレッチは簡単に家でも出来るので皆さんもやってみてくださいって言っていたんです。



でも「結構簡単に出来るんだぁ」って真似する人が出てきそうだったし、取り返しのつかなったら怖いので最後に質問で背骨と肺への影響について聞いてみました。



背骨への影響は足の間に挟んでやるから問題ないと言われていましたが、それでも獣医と相談して行ってくださいという発言に変わりました。



肺への影響は残念ながらご存じなかったようです。



話を元に戻すと、このバランスディスクとクッキーストレッチ、ひっくり返してのストレッチでほぼ寝たきりのうさぎさんは飼い主さんの後ろを歩いて追えるほど回復されたようです。



もしかすると桜子さんもひっくり返し以外のリハビリだけでもある程度回復したのかなぁと後悔しきりです。。。





そして再生医療です。



こはるちゃんといううさぎさんがモデルになっていたのですが、下半身不随だった子が脂肪肝細胞療法という皮下脂肪から培養した肝細胞を点滴して治療したという動画を見せてもらいました。



もちろん健康な時と同じように走れるようになった訳ではありませんが、足をバタバタさせることが出来るぐらいの回復で本当にびっくりしました。



ただ私的には本当はこはるちゃんの背骨のレントゲン写真を見せてもらいながら、もう少し深く教えて欲しかったなぁって思いました。



例えばどの程度背骨が折れて神経が切れていたのか、全く分らなかったんですよ。



私の友人のうさぎさんは赤ちゃんでお迎えして直ぐに病院で受けた健康診断で診察台から落とされて下半身不随になりました。



でも、特別な治療はしなかったのにまだ赤ちゃんだったからか、最終的には走れる位回復しました。



その子とこはるちゃんの状態の違いみたいなものが分ればもっと再生医療の素晴らしさが分ったと思うんですよね。。。



それがちょっと残念でした。




あと飼い主さんが作ったうさぎさん用の手作りの車いすも紹介されていました。



簡単で良いから作り方教えてもらいたかったなぁ。。。








かなり気になった部分もあったセミナーでしたが、新しいことを教えてもらって参加して良かったと思いました。



また、このようなセミナーがあれば参加して行きたいと思います。

ウェルフェアオブラビット勉強会に行ってきました- 3

続きです。



4、恐怖・抑圧からの自由



ストレスフリーにし、原因に対する対応。



うさぎは何がストレスになるでしょう?



例えば騒音、サーカディアンリズム(概日リズム)の狂い、匂い、温度、湿度、加齢に依る不具合。。。などなど色々あります。



ストレッサーを受けると大脳辺縁系→視床下部→脳下垂体へと指令が行き最終的に副腎からそれを解消するための抗ストレスホルモンが放出されます。


難しいことは省略しますが、このホルモンの副作用により傷の治りが遅くなったり消化管運動が低下したり、感染症に罹りやすくなったり高血糖、高血圧、頻脈などを引き起こします。



うさぎさんでいえばうっ滞を引き起こしたりしちゃうんですよね。



うさぎさん自身もストレス性の行動を起こすようになります。



例えば頭の揺れ運動。



これは大脳皮質のセロトニン5-HT2A受容体が関与し、中枢神経系の神経興奮、行動的影響を引き起こして頭を揺らします。



じっとしている時に異常に頭が揺れているのであればストレス性の行動と言えます。



また自傷行為もあります。



特に前肢に多いのですが、うちのむさしくんは下半身不随になった時に足の爪を血が出るまで齧るという自傷行為をしました。



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最初の対策として、犬用の服に人間の赤ちゃん用の靴下を縫いつけました。



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次に犬用の服の本を見て作ったものです。



上の二つはやっぱり犬とうさぎとは体の形が違うので脱げてしまって失敗でした。



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その後、「ピョンちゃんの介護日記」のピョンちゃんのお下がりの介護服を頂き、これと同じようなものを自作しました。



携帯画像 004

自着性包帯を巻いているところです。








知り合いの下半身不随のうさぎさんは足のかかとまで齧り切ってしまったという例もありましたし、タマタマちゃんを齧って取ってしまったという話も聞いたことがあります。



これらは下半身に痛みを感じないのでここまでやってしまうのだと思いますが、偽妊娠の様に胸の毛を血が出るまで抜いてしまう話も聞いたことがあります。



そして最後に「空気を舐める」という行動をする場合があります。



頭を上に持ち上げてぺろぺろ空気を舐めるんですよ。



これと同じで「うさぎを抱っこすると二の腕を舐めるから、うちの子は抱っこが好きなんです」って言われる方が多いですが、これもストレス性行動の一つという話も聞いたことがあります。



抱っこが好きな訳じゃなくて抱っこされるストレスを一生懸命舐めることで解消しようとしているんですね。。。



この辺りは気をつけないと駄目ですね。





ストレスを感じさせないためにうさぎさんの生活環境を整えてあげる必要があります。



まずは毎日のリズムを崩さない。



私が勝手に師と仰いでいるさかい動物病院のさかい先生もブログ「概日リズム」にも書いてあるので読んでみてください。



また温度と湿度を守る。



これは岡村先生が言われたことより、あとで書く樋口先生の方が正しい数値なので^m^ そちらに記載します。






5、正常行動を表現することの自由



十分な空間、適切な環境、動物の習性を知る。



まずうさぎを放し飼いにしている方も結構いるようですが、これは正直言ってお勧めは出来ません。



うさぎはテリトリーを守る動物ですが、テリトリーが広すぎるのもストレスの一つになりますし、怪我の原因にもなります。



ストレスを受けないように清潔な環境にすることは必要ですが、掃除のしすぎでうさぎさんの臭いを完全に取ってしまうこともストレスの一つになります。



うさぎと他の動物を一緒に飼っている方も多いですが、そもそもうさぎは食べられる側の動物なので肉食の動物を一緒に飼うと命の危機を常に感じさせることとなります。



自分がある日突然ライオンと一緒に同じ空間で暮らさないといけなくなった時のことを連想してみてください。



それと同じです。



たまに仲良く暮らしている場合もありますが、ある日突然本能を発揮し、うさぎさんを襲ってしまうこともよく聞きます。



またうさぎは群れで暮らす動物だからと、多数のうさぎを一緒に遊ばせている方がいます。



これも仲良くしているのであればいいのですが、仲良くなるための通過儀式と言ってわざと喧嘩させて怪我を負わせる飼い主もいます。


これは虐待ですよね。。。



確かにうさぎは群れで暮らす動物ですが、ペットに関しては一匹ずつ離して安心して暮らせるようにしてください。



それと食事内容ですが、現在年齢別にペレットも売られています。



ですが、急にペレットを変えることで食べ無くなる子も多いですし、腸内環境も崩れてしまいます。



この辺りも注意してください。







このように「5つの自由」を守ってあげることにより、うさぎさんのQOLが向上されると思います。



次回の記事で第二部の樋口先生のセミナーのレポを書いていきます。

ウェルフェアオブラビット勉強会に行ってきました- 2

続きです。



3、痛み・障害・病気からの自由



健康管理と疾病兆候を見極める。



不調を見逃さないコツ。



①食欲は安定しているか?元気はあるか?



毎日あげるペレットの量などをきちんと把握することが大切。



なのは分っているんですよ(^^ゞ



話それますが、我が家では今現在5つの種類のペレットをブレンドして与えています。



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まずはこの3種類ですが、全て頂き物です(^^ゞ



これらをメインの下のにブレンドしているってわけです。



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ブレンドするようになったのは、10年以上前にうさぎファンクラブに入っていたんですよね。



当時の年会費は1万円以上だった記憶があります。



ここでペレットはブレンドした方が良いって教えてもらったんですよ。



今はどんな考え方か分りませんが、当時は1種類しかあげていないとロットが変わった時に拒否して食べ無くなる子が多いし、何かメーカーでトラブル(異物混入など)が起きた時に混ぜてた方が安心って聞いたんです。



それで我が家ではほぼ最初からペレットはブレンドして与えています。



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それをタッパウェアーのタッパに入れて、昔 うさぎのしっぽで買ったスプーンで朝晩ここに合わせてあげているんです。



ただ、細かい分量は分りません(^^ゞ



まっ 適当にあげてるってことですね^m^



こんな感じですが一応の把握は出来るので良しとしてください。



②便はいつものが出ているか?



これも適当ですが、大体の目安の大きさは把握しています。



分りにくい方はこれお勧めです。



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100均で売ってます。



我が家のお二人さんの健康な時のうんちは大体直径1センチ。



これを下回ったら病院へGO!です。



結構、皆さん繋がりうんちが出るとビックリして病院へ駆け込む方が多いですが、出ている分には大丈夫なんですよ。



ただ、うんち出なくなったら怖いので、その辺りは気をつけて見てあげてください。



③尿色・いきみの有無



オレンジの尿は色素尿と言って、食べた物で色が変わる場合がありますが問題はありません。



ただ血尿が出た時は直ぐに病院へ行ってください。



おしっこする時に行きむ感じがあり、それでもおしっこに変化が無い場合があります。



でもウリエースという尿検査紙で計ると潜血が確認される場合があります。



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この場合も直ぐに病院で診てもらってください。



ここまではちゃんとチェックされることをお勧めします。



余裕があれば、



耳の血管は見えているか?・・・胃腸のうっ滞があると見えにくくなるそうです。あと貧血の時も見えにくいですよね。


皮膚の色は黄色くないか?・・・肝・腎機能障害での黄疸が分るそうです。


できものの有無・・・これは腫瘍とかですね。


尾の内側の汚れ・・・太り過ぎたり老化などで変形性脊椎症などになると汚れます。


歩き方・・・ソアホックなど怪我しているのが分ります。


足の内側の汚れ方・・・これはお尻の汚れと原因は似てるかな。


耳振り、汚れ・・・色々原因があります。


顔の傾き・・・原因は色々ですが斜頸。


涙、目ヤニ、揺れ・・・結膜炎とか鼻涙管閉塞とかエンセや不正咬合など。


鼻周囲の汚れ、呼吸時の鼻の開き方・・・色々な原因のスナッフル症状、うさぎ梅毒、心臓疾患。


口周辺の汚れ、ヨダレが出ていないか?、切歯の伸びすぎ・・・不正咬合など。



などを注意してあげてください。



まぁ これもちゃんと見ている飼い主さんならある程度分かると思います。



何はともあれ、飼い主さんがはっきりと説明出来なくてもおかしいと思ったら、やっぱりそれはおかしい時なので病院へ行ってくださいね。


  




またまた長くなっちゃいました。



ここで一旦切ります。



今回の記事は講師が言っていたものに私のなけなしの知識を盛り込んだので色は変えていません(^^ゞ
プロフィール

ごえもん

Author:ごえもん
2009年5月に脊髄骨折のため下半身不随になってしまったうさぎと2013年の1月まで一緒に暮らしていました。
怪我をした時、あまりにも情報の少なさに愕然とし、少しでも情報をお伝えできればとブログの開設を決めました。
その為、ブログに敢えて「下半身不随」と言う言葉を入れています。

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