- 2015-07-24 :
- うさぎ
ウェルフェアオブラビット 後半
今日は第二部の樋口先生のセミナーのレポに入ろうと思います。
樋口先生は斎藤ラビットクリニックで修業された方です。
「要介護ウサギにできること ~リハビリテーションと車椅子と再生医療~」
うさぎの介護は老化したうさぎさんだけではなく、若いううさぎさんでもいつ介護が必要になるかは誰にも分りません。
実際むさしの介護が必要になったのは5歳の時でした。
介護は病気によるものもありますが、怪我の後遺症でやらなくてはいけなくなる場合も多々あります。
その辺りは一部の岡村先生のお話にあったので割愛させて頂き、ここでは体が不自由になったうさぎさんの介護について書いていきたいと思います。
まずは変形性脊椎症で足が不自由になったうさぎさんの飼育環境としてキルティングの生地を敷くのも良いと言われていました。
ペットシーツの上にバスタオル、そしてキルティングの生地を敷くとキルティングがおしっこを吸ってくれるし、これだと齧らないので良いとのことです。
私もキルティングもフリースもおしっこを吸ってくれるので、実際にSUSUが販売される前には使っていました。


これがフリースを使ってた当時。
ですが、その後SUSUが販売され、やっぱり体が汚れてしまうので落ち着いたという経験があります。

写真は両方ともサークルの写真ですが、ケージ内でも同じように医療用の人口羊毛→フリース→SUSU(もどき)に落ち着きました。
キルティングを使っていた写真は撮ってなかったようです。。。
これについてはうさぎさんの性格や飼い主さんの考えがあるので好きなものを敷けばいいかぁって思います。
敷き材の上には段差がないようにトイレも撤去してあります。

変形性脊椎症で足がよたってきた頃の桜子さんのケージ内です。

症状が進み、寝たきりになった桜子さんのケージ内です。
この様に住居環境を整えていきます。
そして寝たきりにさせないようにリハビリの話がありました。
目新しいところではバランスディスク。

これはわんちゃんが使っていますが、うさぎさんにも同じように乗ってもらいます。
乗るだけで体が鍛えられるバランスバールと同じように考えれば良いそうです。
そしてクッキーストレッチ。
クッキーと書いてあるのは犬でのトレーニングの時にクッキーを使うだけで、うさぎさんにはペレットや他の健康的なおやつを使います。
バランスボールに全身乗っているうさぎさんに上下左右におやつを移動させて首のトレーニングをします。
それと同時にバランスボールに乗っているので体幹が鍛えられるという訳です。
ストレッチの話もありました。
うさぎさんを人間が足を揃えた太ももの上にひっくり返します。

これはひっくり返しているんじゃなくて体育座りの様に腿を立たせて、その腿にもたれるように立たせて撮った写真です。
でもイメージ的にはこんな感じ。
この状態で手足を動かします。
最後に背骨をグイ~ンを後ろに反らせます。
動画を見ながら教えてくださったんですが、ここ正直言って非常に怖かったです。
心の中で「背骨!背骨!折れちゃうじゃん!!」って叫んでました。。。
最初、樋口先生はこのストレッチは簡単に家でも出来るので皆さんもやってみてくださいって言っていたんです。
でも「結構簡単に出来るんだぁ」って真似する人が出てきそうだったし、取り返しのつかなったら怖いので最後に質問で背骨と肺への影響について聞いてみました。
背骨への影響は足の間に挟んでやるから問題ないと言われていましたが、それでも獣医と相談して行ってくださいという発言に変わりました。
肺への影響は残念ながらご存じなかったようです。
話を元に戻すと、このバランスディスクとクッキーストレッチ、ひっくり返してのストレッチでほぼ寝たきりのうさぎさんは飼い主さんの後ろを歩いて追えるほど回復されたようです。
もしかすると桜子さんもひっくり返し以外のリハビリだけでもある程度回復したのかなぁと後悔しきりです。。。
そして再生医療です。
こはるちゃんといううさぎさんがモデルになっていたのですが、下半身不随だった子が脂肪肝細胞療法という皮下脂肪から培養した肝細胞を点滴して治療したという動画を見せてもらいました。
もちろん健康な時と同じように走れるようになった訳ではありませんが、足をバタバタさせることが出来るぐらいの回復で本当にびっくりしました。
ただ私的には本当はこはるちゃんの背骨のレントゲン写真を見せてもらいながら、もう少し深く教えて欲しかったなぁって思いました。
例えばどの程度背骨が折れて神経が切れていたのか、全く分らなかったんですよ。
私の友人のうさぎさんは赤ちゃんでお迎えして直ぐに病院で受けた健康診断で診察台から落とされて下半身不随になりました。
でも、特別な治療はしなかったのにまだ赤ちゃんだったからか、最終的には走れる位回復しました。
その子とこはるちゃんの状態の違いみたいなものが分ればもっと再生医療の素晴らしさが分ったと思うんですよね。。。
それがちょっと残念でした。
あと飼い主さんが作ったうさぎさん用の手作りの車いすも紹介されていました。
簡単で良いから作り方教えてもらいたかったなぁ。。。
かなり気になった部分もあったセミナーでしたが、新しいことを教えてもらって参加して良かったと思いました。
また、このようなセミナーがあれば参加して行きたいと思います。
樋口先生は斎藤ラビットクリニックで修業された方です。
「要介護ウサギにできること ~リハビリテーションと車椅子と再生医療~」
うさぎの介護は老化したうさぎさんだけではなく、若いううさぎさんでもいつ介護が必要になるかは誰にも分りません。
実際むさしの介護が必要になったのは5歳の時でした。
介護は病気によるものもありますが、怪我の後遺症でやらなくてはいけなくなる場合も多々あります。
その辺りは一部の岡村先生のお話にあったので割愛させて頂き、ここでは体が不自由になったうさぎさんの介護について書いていきたいと思います。
まずは変形性脊椎症で足が不自由になったうさぎさんの飼育環境としてキルティングの生地を敷くのも良いと言われていました。
ペットシーツの上にバスタオル、そしてキルティングの生地を敷くとキルティングがおしっこを吸ってくれるし、これだと齧らないので良いとのことです。
私もキルティングもフリースもおしっこを吸ってくれるので、実際にSUSUが販売される前には使っていました。


これがフリースを使ってた当時。
ですが、その後SUSUが販売され、やっぱり体が汚れてしまうので落ち着いたという経験があります。

写真は両方ともサークルの写真ですが、ケージ内でも同じように医療用の人口羊毛→フリース→SUSU(もどき)に落ち着きました。
キルティングを使っていた写真は撮ってなかったようです。。。
これについてはうさぎさんの性格や飼い主さんの考えがあるので好きなものを敷けばいいかぁって思います。
敷き材の上には段差がないようにトイレも撤去してあります。

変形性脊椎症で足がよたってきた頃の桜子さんのケージ内です。

症状が進み、寝たきりになった桜子さんのケージ内です。
この様に住居環境を整えていきます。
そして寝たきりにさせないようにリハビリの話がありました。
目新しいところではバランスディスク。

これはわんちゃんが使っていますが、うさぎさんにも同じように乗ってもらいます。
乗るだけで体が鍛えられるバランスバールと同じように考えれば良いそうです。
そしてクッキーストレッチ。
クッキーと書いてあるのは犬でのトレーニングの時にクッキーを使うだけで、うさぎさんにはペレットや他の健康的なおやつを使います。
バランスボールに全身乗っているうさぎさんに上下左右におやつを移動させて首のトレーニングをします。
それと同時にバランスボールに乗っているので体幹が鍛えられるという訳です。
ストレッチの話もありました。
うさぎさんを人間が足を揃えた太ももの上にひっくり返します。

これはひっくり返しているんじゃなくて体育座りの様に腿を立たせて、その腿にもたれるように立たせて撮った写真です。
でもイメージ的にはこんな感じ。
この状態で手足を動かします。
最後に背骨をグイ~ンを後ろに反らせます。
動画を見ながら教えてくださったんですが、ここ正直言って非常に怖かったです。
心の中で「背骨!背骨!折れちゃうじゃん!!」って叫んでました。。。
最初、樋口先生はこのストレッチは簡単に家でも出来るので皆さんもやってみてくださいって言っていたんです。
でも「結構簡単に出来るんだぁ」って真似する人が出てきそうだったし、取り返しのつかなったら怖いので最後に質問で背骨と肺への影響について聞いてみました。
背骨への影響は足の間に挟んでやるから問題ないと言われていましたが、それでも獣医と相談して行ってくださいという発言に変わりました。
肺への影響は残念ながらご存じなかったようです。
話を元に戻すと、このバランスディスクとクッキーストレッチ、ひっくり返してのストレッチでほぼ寝たきりのうさぎさんは飼い主さんの後ろを歩いて追えるほど回復されたようです。
もしかすると桜子さんもひっくり返し以外のリハビリだけでもある程度回復したのかなぁと後悔しきりです。。。
そして再生医療です。
こはるちゃんといううさぎさんがモデルになっていたのですが、下半身不随だった子が脂肪肝細胞療法という皮下脂肪から培養した肝細胞を点滴して治療したという動画を見せてもらいました。
もちろん健康な時と同じように走れるようになった訳ではありませんが、足をバタバタさせることが出来るぐらいの回復で本当にびっくりしました。
ただ私的には本当はこはるちゃんの背骨のレントゲン写真を見せてもらいながら、もう少し深く教えて欲しかったなぁって思いました。
例えばどの程度背骨が折れて神経が切れていたのか、全く分らなかったんですよ。
私の友人のうさぎさんは赤ちゃんでお迎えして直ぐに病院で受けた健康診断で診察台から落とされて下半身不随になりました。
でも、特別な治療はしなかったのにまだ赤ちゃんだったからか、最終的には走れる位回復しました。
その子とこはるちゃんの状態の違いみたいなものが分ればもっと再生医療の素晴らしさが分ったと思うんですよね。。。
それがちょっと残念でした。
あと飼い主さんが作ったうさぎさん用の手作りの車いすも紹介されていました。
簡単で良いから作り方教えてもらいたかったなぁ。。。
かなり気になった部分もあったセミナーでしたが、新しいことを教えてもらって参加して良かったと思いました。
また、このようなセミナーがあれば参加して行きたいと思います。
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